「死ぬまでに壮大なスペースオペラが作りたい」
ゲーム業界の仕事仲間とそんな話をしていたのがきっかけで作り始めた、サイバーパンク・騎士道物語です。
元々は小説としてでなく、「とにかく設定とか年表とかラフとかを作ってコンテンツは後から考えよう」という企画でw、無料Wikiかなにかで公開していこうと考えていたのですが、カクヨムロボットフェスティバルの開催に合わせてとりあえず小説を書き出してみた次第。
中世騎士道もの+ロボというありがちといえばありがちなネタ。
ただ、この作品でやりたかったことってのは、「ロボ」の扱いそのもの。
「軍事兵器」としてのロボだと、やっぱり規格品になってしまい、無茶な合体変形構造とか、謎の武器とか、無意味な装飾とか、どうしても「ご都合主義」的になってしまうんですが。
それを回避し、リアリティを保ったまま個性的なロボをたくさん出すための設定として考えていたのが、日本の武士や中世の騎士のような封建領主が自前の装備として調達するロボ、という設定。
戦場で自分の武勇を誇示するために目立ったり、家紋などをしっかりと見せたりする必要もあるという、大変ロボもの向けの設定です。
ロボ×騎士ってーとやっぱり「ファイブスター物語」が思い浮かぶんですが、上記のような経緯もありどちらかというと「アーマード・コア」のイメージが近い。
もはやスペースオペラじゃなくなってますが、設定や年表ではそういうのも用意してあるので、いずれWikiで公開してシェアード・ワールドみたいに出来たらなとか思っています。